VHOは、ドイツで始められた矯正方法、爪に穴をあけることなく、また短い爪にも対応します。
ワイヤー法は、爪に穴をあけて、形状記憶ワイヤーで爪を矯正する方法。
ガター法は、爪が伸びるまで爪の縁を保護する方法。
フェノール法は、爪を根元から細くしてしまう手術です。形状記憶金属を使用する巻き爪クリップは、爪が伸びたら、外してカットしてまた挿入することができて経済的です。ある程度広がったら、爪のサイズに合わせて紹介いたします。
爪の側縁に特殊な形状のワイヤーを引っ掛けて、爪の中心で巻き上げワイヤーの切り口が引っかからないよう、人工爪と同じ材料でカバーします。
施術は痛みが少なく、装着することで、痛みが治まることがあります。爪の伸びる速度によりますが、約3ヶ月で交換します。数回繰り返すと、平らな爪に戻り、終了します。足の形自体が変形している場合には、その後も矯正が必要になることもあります。
挿入したその日から、普通に入浴してかまいません。普段どおりの生活をしてください。ハイキングやダイビングなどの予定があり、心配な場合は、直前にワイヤーを交換しておくことで痛みを予防できることもあります。(※ワイヤーはなかなかとれませんが、非常に激しい運動をすると、ワイヤーが取れてしまうこともあります。)
巻き爪、陥入爪はVHOの治療が、いちばんスマートだと思われるのですが、他の治療も、メリット、デメリットを考えながら選択をします(下記参照)。
自費:¥10,500
もし、爪が指の先より2~3mmのびていたら、この治療が可能です。
爪の先に小さい穴をあけて、形状記憶ワイヤーを通し、固定、爪を平らになるよう矯正します。
ただし、爪が割れやすい方、伸びていない方はVHOの方をお薦めします。
自費:¥6,300
もし、爪を切りすぎたり、爪がかけたりして、爪が伸びてくる過程で痛みを生じている場合、爪の側縁に柔らかいカバーをします。
柔らかいカバーが、クッション効果で痛みから保護します。
これは、爪がある程度伸びるまでの一時的な治療になりますが爪の形を変えることなくできる処置です。
爪の幅が広すぎてくいこんでしまう方に適応です。
ブロック麻酔の注射のあと、食い込んでいる爪の一部を爪の根元までカットし、爪母細胞(爪を作る細胞)のある部分を化学的に処理し、その部分の爪が永久に生えないようにする処置です。
爪幅が狭くなり、食い込みにくくなります。