アトピー性皮膚炎は、日本皮膚科学会のガイドラインによると、いくつかの鑑別疾患を除いて、1.掻痒と2.左右対称の湿疹病変が3.大人では6ヶ月以上、乳児では2ヶ月以上 続いている、という疾患です。
当院では、まず、初回、その方の全身状態や増悪因子に関してある程度把握するため採血をします。
また、紫外線療法ナローバンドUVBの照射を初回より少量ずつ行なっていきます。
外用薬の塗り方のご指導をいたします。
詳細な問診が必要になるので漢方処方は2回目以降になるかもしれません。
漢方は、西洋医学にない効能をもち、これが、アトピー性皮膚炎においては効果を発揮するように思います。
さます処方、潤う処方、体質や、季節にあわせて漢方処方もいたします。アトピー性皮膚炎の方は、胃腸の調子が悪いことも多くそれを整える目的での漢方処方もいたします。
生活習慣を改めた方がよいこともあり、問診や、採血の結果に基づき、生活指導を行ないます。